①1on1の目的を伝える
1on1の目的は会社単位や上司によって重きを置くところは異なるかと思います。
しっかりと部下に目的を伝えた上で進めることで、相互の認識をとりやすくなりますので必ず伝えるようにしましょう。
対等な評価を行うため。
1on1の目的の1つに対等な評価を社内で行うことがあります。
普段の業務の中ではわからないような活躍をしっかりとキャッチアップすることで部下が自分への評価に納得感を得られるようにしていきます。
そのためにしっかりと部下のタスクなどを知る機会を1on1に取り入れていきましょう。
部下を育成するため
目的の2つ目として、部下の育成があります。
業務効率の向上やコミュニケーション能力の向上など仕事を進めやすくするための成長を促す必要があります。
部下が感じている業務への課題などをヒアリングしたり、気づいたことを伝える時間として効果的に活用できると良いです。
部下の心理的安全性を高めるため
目的の3つ目として、部下が安心して働ける環境を作ることがあります。
人間関係の悩みやプライベートの課題などを話せる時間としても活用できると良いです。
そのため、プライベートの部分に関しても話せるきっかけになるような問いを設けて置くのがおすすめです。
②最近あった印象的な出来事
目的を伝えた後に、アイスブレイクを目的に最近あった印象的なことを聞くことがおすすめです。
部下がどのようなことに関心があるかなどがわかる質問にもなりますし、関係性がない中で共通点などを見つけるきっかけになることが多いので最初に聞いてあげましょう!
ここで重要なのはあくまでアイスブレイクなので深掘りしすぎず、話しやすい雰囲気で終えられるように意識することが大切です。
関係性がないうちなどは、最近見た映画や最近楽しかったことなどもう少し話しやすい質問からしていくのも良いですね。
③プライベートの課題と成果
アイスブレイクを終えたら、プライベートの課題や成果を確認していきます。
プライベートの課題と聞くとイメージがしづらいかと思いますが、例えば、家族や友人などに対する課題(感謝ができていないななど)を聞くことで、仕事では見えない長所や短所を把握することができます。
もう少し具体性を持って質問する場合は、以下の質問を参考にしてみてください。
・最近家族や友人に感謝を伝えられていますか?
・最近、運動できていますか?
・最近、人と食事をしていますか?
など
④仕事における課題と成果
プライベートな話を終えたら、仕事の話をしていきます。
仕事の話を最後に持ってくる理由としては、1on1後にスムーズに仕事に戻っていくためです。
プライベートな話で終えてしまうと切り替えを部下に委ねることになるので1on1の中で切り替えをつけてあげましょう!
仕事に対する課題や成果を聞いても部下の方では課題は回答できても、成果を自身で把握できていない場合があります。
そのような際は、こちらから成果を伝えてあげるようにしましょう!
⑤来週までのアクション
最後に来週までのアクションを整理します。
プライベートでも仕事でもどちらでも構いませんが、必ず来週までのアクションを一緒に決めてあげましょう!
これを繰り返すことで、仕事やプライベートの課題と成果を話しやすくなるので、必ず立ててあげましょう!