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【コーチング】「何度でもやり直せる自信」を獲得した物語。

自分が植えた種。育つと信じて水をやる。
来る日も来る日も待つ。一度花が咲いたなら、また植える勇気が湧いてくる。

さて、『Youはどうしてコーチングを?』という企画を始めました。
コーチングを学ばれている方に、「きっかけ」や「得たいもの」をインタビューしていく番組です。

こんな人に向けて書いています

・これからコーチングを学ぼうとされる人、既に学んでいる人
・「コーチング」という型に縛られてクライアントとの出会いに制約を感じている人
・激動の変化に直面して、話し相手を求めている人
・個人で事業に挑戦することに関心がある人
・コーチングを通じた変化の物語に触れたい人

こんな人が書いています

生後7か月の息子をもつ、新米父。群馬に暮らす話好き。妻が世界一のコーチ。子育てをしたくて独立。個人向けのコーチをしています。

「居場所で人を自由にしたい」をキャッチコピーに、居場所づくりをライフワークにしています。もうすぐパラレルキャリアに挑戦予定。

今日のゲストはりみさん

愛知在住のプロコーチ。シンガポールから帰国ほやほや。
海外でのお仕事に挑戦する中でキャリア・人生に迷った際にコーチングに出会う。アイディアマンでフットワークの軽い、素敵なお姉さん。

1.帰国後、個人事業主としてのチャレンジ


― 帰国されてからは、どんなお仕事をされる予定なんですか?

コーチングをメインに個人で事業をしようと、開業届を出して活動し始めたところです。


― 新しい挑戦に向けて、今、どんなお気持ちですか?

超不安ですよ(笑) 実は夫も会社を辞めまして。別々の仕事なんですけど、同じように個人事業主で。夫婦そろって辞めて、自分でやるっていうところ。生活基盤を一からつくっていくところへの不安が一番ありますね。

― すごい決断ですね!

― 例えばこんなお客様に対して、こんな価値を提供していきたいって見えていらっしゃるんですか?

コーチングの営業自体は既にはじめていて。「どんな方に会いたいか?」ということを考えると、色んな方にお会いしたいですね。最近はコーチングの手前の「対話」を活動にしていますね。今、激動の中・変化の渦中にいる方と出会えるといいなと。私も当事者なので、色んなことに寄り添えるんじゃないかなと思います。

― りみさんはすごくアイディアマンで、コーチングと何か、のかけ算を色々試してこられた印象があります。

最初は「コーチング」という形・ワードに拘っていました。でも、それだと「コーチングを受けるレベルじゃないけど話したい…」、という人と出会えなかったんですよね。

「テーマを決めて対話をしていく、とまではいかないのだけれど、それでも話したい…」という人に出会いたい。それに気付いたのが最近で。もうちょっと軽く、話すハードルを下げたいんですよね。

― 「コーチング」としてしまうと、ハードルがあるんですね。

対話には2パターンあると思っていて。クライアントさんが覚悟・テーマ・期間を決めて向き合うコーチングが一つ。もう一つは、「なんかちょっとよくわからないけれど、こういうところ話したい…」といった曖昧なニーズに対して、コーチング的な関わり方でお話できる、というのもいいかなと。

― テーマがなかったとしても、「コーチング的な関り方」って役立ちますもんね

雑談だと、対話になるんです。「私はこういう人です」ということが、コーチングをするよりも伝わりやすいんですよね。その対話をした上で、コーチを決める材料にして頂けるかな、というのもあって。

オンラインで、初対面の人とイキナリ話す…みたいな関係性づくりの難しさや、話すこと自体に抵抗を感じる方もいるんじゃないかなと。そういう意味でも、ちゃんと会話ができる、っていうのがいいな、と最近は思っています。

― いきなり「コーチング」の関係っていうと、自分を知ってもらう時間を取りづらくなりますもんね。

TwitterだったりSNSだったり、テキストでのアウトプットもいいのかもしれないんですけど、それだと一方的で。「なんか違うなぁ」と。その人との会話の中で感じてもらえるリアルな体験とはやっぱり違うし、印象も変わるな、と思います。

― 雑談企画を始められて、何人くらいの方とお話されたんですか?

始めたのが、10月なんです。自己開示をテーマに書いたnoteをもとに、6~7名の方とお話しました。

― 10月に始めてその人数お話されているのすごいですね!

雑談だったから、というのもありますね。

― どんなテーマでお話されたんですか?

キャリアの話とか、これからどうしたいかとか、行動の原動力はなんなのか、とか。結構人によって話す内容はバラバラ。「コーチング」としての1時間だったらきっと話せなかった内容もすごく出てきたのかな、と感じています。

コーチングにおいてもその場その場で生まれてくるものがあるのですが、ちょっと違った印象を受けましたね。関わり方・パートナーシップが、「コーチ ー クライアント」ではなく、「人 — 人」だからかもしれない。

2.コーチングとの出会い


― コーチングを受けてみよう、学んでみよう、と思ったきっかけを教えてください

きっかけはめちゃくちゃわかりやすくて。私は今まで大きな挫折を経験したことがなかったんですけど、海外転職をしたことが人生の大きな転機になりました。環境も、言語も、仕事自体も変わって。友達も勿論いないし。

仕事面で「私、やれる」と思っていたのだけれど、「この仕事、本当にやりがいを感じられるのかな?1年後・2年後どうなっていたいんだろう?」と考えたときに、何も見えなかったんです。

先行きが不透明になって、「将来こういう風にありたい」という軸が初めて迷子になったタイミングでした。SNSで今の私に必要なものを探していたときに、「コーチング、というものがあるらしい…」というのを知って。

最初に受けようと思ったのは、「私の好きな事ってなんだろう?どういうことを大事にしていたんだろう?」ということを、もう一度見直してみたいと思ったことがきっかけですね。


― 海外転勤って、全部総とっかえみたいなもんですもんね!

「これをやってきたからこういうことが使えそうかも」というリソースがこれまではあったんです。でも、「あるべき自分の軸」ってなんだったんだろう?、というのがわからなくなったのが大きかったですね。

― 自分のもっていたものを取り戻したい、見つけたい、ってお気持ちだったんですね。どんな風にコーチングを受け始めたんですか?

最初はmentoをつかって何回かコーチングを受けたのち、THE COACH受講生の方にマイコーチをお願いしました。今年の10月までお願いしていましたね。

「誰を選んだらいいのかわからない…」、というクライアント体験もしていました。「THE COACH Academyで学びたいな」…と自分も思っていたことや、こばかなさんがマイコーチのクライアント募集をRTされていたのを見て、一度セッションを受けてみました。

そうしたら相性というか、「この人とだったらずっとできるかも!」という感覚があったので、即決しましたね。

― 相性を判断した要素が気になります。

(他のコーチは)たしかに良い時間は過ごしたのだけれど、「この人!」っていう決め手がなかったかな。

マイコーチをなんで選んだのかな、って思うと、一番引き出してもらえたから。私が色々と話すことができたんです。

いきなり初めての方に自己開示をするのがそこまで得意ではなかったので、自分の中で「これは言わないでおこう」みたいな部分をつくりながら受けていました。それがなく話せたのが、マイコーチだったんですよね。

― 率直に話せたな、というか「もっと聴いて欲しいな」という気持ちが溢れていたんですね。

そうですね。あとはエネルギー感。会うだけで、元気になる人。そこにもいい形で引っ張られるのが心地よかったですね。

― 受ける前に、そのコーチの人柄を調べたりもされたんですか?

全然知らなかったし、調べなかったですね。でも、私の友人と繋がっていて。友人が仲良しで、「その人知っている!」みたいな繋がりがあったことも面白いなって。

― ご縁が背中を押してくれることもありますよね!コーチを選ぶときって、「本音で話せること」って大切な要素ですよね。

そうですね。だからこそ私自身も「雑談」の重要性を感じているのかもしれないですね。

3.コーチングを学ぼうと思った動機

― コーチングを「学ぼう」と思われた動機を教えてください

最初の動機としては、純粋に新しいことを学ぶとか、自分の知らない領域に足を突っ込むのが好きだ、というのがありました。今まで出会ったことのなかった「心理学・人」にフォーカスした学習分野に純粋に興味があったんですよね。

それと、私自身、「自分のことがわかっていなかったな」、という衝撃がすごく大きくて。自分で学んでいくと、より自分のことを知れるし、自分が大切にしていきたい軸の輪郭を今よりもしっかりとらえられるのかな、という期待感があったのがきっかけです。

サービスとしてやろうとか、提供したい、という気持ちは後からついてきた感じですね。

― 学問的興味や、自分をもっと知りたい、っていうことだったんですね。

そうですね。この分野にはゴールってないと思っていて。どれだけ自分のことを「わかった!」と思っても、「なんでこんなことが起きるんだろう?!」ということとの追いかけっこだな、と。

コーチングを学ぶ時間っていうのは、一生かけて自分と向き合っていける時間だな、と思うと楽しいなと。そこが単なる資格勉強との違いかもしれませんね。

― 最初からプロコースまで申し込んでいたんですか?

そうなんですよ。決めるときは決めてしまうタイプなので。途中まででもよかったのかもしれないけれど、私、欲張りなんです。きっと、受けたらもっと受けたくなると思うし、自分が「興味ある」と感じた直感を大事にしたいな、と思いました。

4.コーチングを学び始めてからの変化の旅

― 基礎的なことを学ばれた頃の感覚って覚えていらっしゃいますか?

純粋にワクワクしていたかな。コーチングは受けたことしかなかったし、コーチングの本も読んだことのない状態だったので、「どういうことを学び、感じて、どんな経験をしながらコーチングを提供しているんだろう?」と、提供側の気持ちを知れることへのワクワクがありました。

自分の中でも、「コーチングをしている時間の気持ちの変化」の謎解きをするような感覚かもしれないです。

― 基礎コースが終わったあとに戸惑いを感じる方も多いと思っていて。スキルのことはわかったけれど、「これでいいんだっけ?」ってなりがちかなと。

私は基礎コースから応用コースまでの間が空いていなかったんですよね。3ヶ月で全部学んでしまう、みたいな。それなので、まずは考えるよりも体験する、ということに集中しました。

Twitterをつかって、同じくコーチングを学んでいる方と相互セッションをしながら、よくわからない未消化なものはたくさんあるけれど、「とにかくやってみる!」みたいな3か月間を過ごしていましたね。

― 結構練習を重ねてこられたと思うんですけど、その期間に得られた手ごたえだったり、逆に戸惑いだったりってありますか?

最初の段階としては、すごくたくさんのスキルを学んで引き出しは増えたけれど、「どのタイミングでどれを使っていいんだろう?」という戸惑いがありました。段々経験を積んでいくと、自分の中であまり考えずにその場の空気感で自由自在にできるようになりました。そこまでは割と楽しい時期。

「どうしたらいいんだろう?」という苦しみが消えるまでは、成長実感がある時期だったので、そこまでは順調に楽しめる時期かなと思います。

ただ、それを越えたときに、コーチングって正解がないし、「この提供している時間って私のエゴなのかな…?このスキルをこのタイミングで使ったのって、本当にクライアントのためになった選択肢だったのかな…?」ということが気になって。そこを自分では体感することが少ないので、「本当にこれでいいのか?」と。

スキルが身に付いたこととは別に、「クライアントさんにとってよかったのか?」というところに目を向けた時に、フィードバックが無い段階では「私のコーチングってこれでいいのかな?」という悩み・葛藤が生まれましたね。

― クライアントさんにとってイイ時間だったんだろうな、と感じ取れる要素があるとしたら、それはなんだと思いますか?

セッション中やセッション直後には、あまり感じないですね。それよりも、セッションとセッションの間の時間に、クライアントさんがとっていた行動のフィードバックを聴いた時に感じます。すごく変化があるし、クライアントさんの中で変わったタイミングだったり、見えた輪郭があったりするのを見て、その変化を通じて気付くことが多いですね。

セッションが終わって「よし!今日は良いセッションだったな!」みたいなことは、正直そんなに感じることはないですね。

― りみさんがそのことに気づけたのって、なんでだったんでしょうね。

セッション中に話していると、「よし、やるぞ!」と熱量があがることってあるんですよね。気付きがあったからこういうことをしてみよう、という。ただ、それって、一時的なものである可能性も結構高くて。次のセッションまでの間に、後から効いてくる、と感じていますね。

セッションの一週間後に、それでもやっぱりできていることだったり、気付いたことから無意識的に行動が変わっていることだったり。

時間が経ったあともなお、熱量がある・熱が残り続けているようなセッションが素敵だな、と私は思っています。

― りみさんご自身が継続的にクライアントで在り続けてきたことも大きそうですね。

それはまさにあると思います。私はサボり癖があると自覚しているので。セッション後は「よし、やるぞ!」と燃える方なんですけど、一か月空いてしまうと、日常に戻って日常を歩み始めた段階で、「あのとき、感じたこと」を持ち続ける難しさも感じます。どうしても気持ちがイイ方に戻っちゃう。

そうではなくて、しっかりセッションを受けたことで生まれた何か・熱を握ったまま、一か月を過ごせるかどうか。それができるかできないかで、数か月後の変化がすごい違うなって思いますね。自分自身がうけてみて感じている、クライアント体験が価値観に紐づいています。

― コーチングを初めて受ける人って、セッション時間自体に対する期待値が高いと思うんですけど、ここまでお話頂いた価値を伝えるとしたらどんな風にお伝えしたいですか?

イメージとしては、その場のセッションの1時間だけで満足する、というのは「処方箋」のような感じだと思っていて。処方箋は確かに、飲んだらよくなりはするんですけど、それがなくなったら元に戻っちゃう。持続力や本当に変わったのか、ということにあまり結びついていないかなと思っていて。

セッションとセッションの間は、自分のもともとの「免疫力」をあげるというか。自分自身の土台をあげる、みたいなイメージで。それって一生ものだと思うんです。処方箋は一時的なものだけれど、自分自身の免疫力をあげられたら、一生自分の宝となるので、そこの違いはある。

それを感じ取ってもらうには、どうしても体験してもらわないと、聴くだけで「そうなのか!」と思っても難しいところが正直あるな、と。目に見えるものではないので…。そこを伝えていくこともコーチとしての責任の一つですよね。

― コーチングにおいてはクライアントの主体性の発揮が大切になりますよね。

ただコーチングセッションを受けるだけではなくて、その後自分がどうするか、というのがやっぱりセット。より効果的ですよね。

― りみさんがそのことを伝えていくデザインをするとしたら、どんなサービスデザインをされますか?

めちゃくちゃ難しいですね。私は導入をいれて追加で3回、全部で4回、というパッケージで組んでいるんですけど、セッションの日にお話した内容をセッションを受けた直後にすぐには渡してしまわず、一週間後に渡すようにしています。

一週間経ったときのクライアントの状況は結構変わっているので、一週間経ったあとにみたときにどう感じるか、今どの位置にいるか、自分自身の変化に気づく指標にしてもらっています。

また、次の一週間、二週間をどう過ごそうかな、という定点観測的な意味合いでもお使い頂けるかなと。間にフィードバックをいれることを結構大事にしています。

― クライアントさんに思い出して頂くための拘りをもって工夫されているんですね。

「人って、言ったことをこんなに忘れるんだな!」と。日常が忙しいとどうしても、情報量が多すぎて。せっかく気付いた大事なことも埋もれてしまいますよね。それをもう一回呼び戻して気付いてもらう、ということで、次の一週間のひとつの切り替えにも繋がるのかなと。

これは完全に私のサボり癖、というパーソナリティが影響していますね。

― サボり癖っていうパーソナリティをもっている人、結構多いと思います。だから魅力的な訴求だなぁと。

― 継続の価値を知るのは、プロコースの役割だったなぁ、と感じるのですが、りみさんにとってプロコースの旅路とはどんなものでしたか?

「全部を捨ててリスタート」、みたいな感覚がありますね。
海外のときの体験も含めて、1年半の間に2回リスタートをしました。

プロコースを受けている中で、会社を辞めることも決めたし、個人事業主としてやろうと決めました。そういう覚悟も生まれた、というのもプロコースの意味だったなぁと思います。

海外転職があったからこそ、そのタイミングで捨てられたものもあったし、帰国をしたあと自分でやる、というのも大切なものや手放さなければならないものもあったので、腹が括れたな、と。段階を追って進んできました。

― 小さな気づきの積み重ねだったんですね。

それが継続の意味なのかもしれませんね。1、2回受けていただけだったら、きっとこの決断に至らなくて。毎月毎月、本当しつこいほどに自分と対話してきたので、それは大きかったのかもしれないですね。

― 向き合われてきた中でしんどい・辛い、と感じられたことはありますか?

自分のことがちょっとずつわかってきて、感情の変化に敏感になりました。だからこそ、日々コロコロ変わる感情の移ろいに堪えたりすることがありますね。

自分を俯瞰的にみられるようになったので、「私なんでこんなに忙しく感情が働くいているんだろう?」とか、「もっとシンプルに考えたらいいのにな」とも思いつつ、「自分はめんどくさいことを考えているな…」と気付く。

これまではそれすら気付いていなくて、俯瞰して見られることによって、「自分ってこんなに忙しい人間なんだな」とか、「人間らしいな」と思いつつも、日々葛藤・悩んでいるコトがあるかもしれないですね。

― 感情のセンサーが敏感になったことで実感することが増えたんですね。それを通じて自覚した願いってありますか?

選択肢が増えた感じがあるかもしれない。たくさんの願いに気づいてあげられるようになりました。自分のことを考えられなかったり、向き合う時間が少なかったりすると、突出した感情に対してはアンテナが高くなって。そこに対する願いは聴いてあげられるのだけれど、もうちょっと細分化して小さな願いに気づけたおかげで、選択肢・可能性が拡がった感じがすごくありますね。

― コーチングを学んでどれくらい経つんですか?

本格的に学び始めたのが今年の3月なので、8か月間の付き合いですね。一年経っていないのか、と思うとちょっとびっくりしますね。

― この8か月の旅路にタイトルをつけるとしたらなんだと思いますか?

生まれ変わる、REBORNみたいな感じかな。本当の0ではないのだけれど、土台を残しつつ、「何回でもやりなおしたらいいよね」、という身軽さも手に入れましたね。

― めちゃめちゃサバイバル力が高まってる気がしますね!

一年前はそうなる気はしていなかったけれど。「いつか会社員ではなく自分で」、というのはもともともっていた願いではあったけれど、なかなか踏み出せなかった。それがちゃんと実現できました。

だからこそ、まだもっと可能性があるんだろうな、と。一つ実現して、「まだ可能性があるんだ!」、ということを信じられるようになったことも嬉しいですね。

― 叶えていける実感をもったからこそ、自分のもっている可能性の種をどんどん植えていってあげたいようなイメージが湧いてきました。

「種を埋めよう」、というのが一番ハードルが高いのかもしれませんね。意外と埋めてみたら花開くし、開かなかったら違う種を埋めればいいし。選択肢もあるし、それもきっとできるんじゃないかなって。

自分の可能性を自分で信じられる、というのが人間のエネルギーとして、大きい大事なことなのかな、って思います。

― めちゃめちゃ自己の器の拡がりを感じますね!

コーチングを学びながら土台を見続けてきた、というのがあるかもしれないですね。

― もしコーチングに出会わなかったパラレルワールドのりみさんは、今日どんな暮らしをしていそうですか?

東京の上北あたりで、「あぁ月曜だ…」と思いながら仕事をしていたと思うので、きっとまーさんとの出会いもなかっただろうし、この一年出会ってきた人たちとも出会わなかっただろうな。

二つくらいしか選択肢がなかったんじゃないかな。自分の可能性を信じてあげられなかったかな、と思うので。またきっと違う形で挫折しているんだろうな、と思います。

― 今日お話して得られた気付きはなんですか?

結構人って自分の変化に鈍感。まーさんとの対話だったり、私を見て下さっている人だったりのフィードバックでやっと、私ってこんなに変わったんだ、と気付く。このタイミングで再認識しました。

一年経っていなかったんだ、ということにも驚きました。一年経たずにこれだけ変化があるなら、また挫折をしたとしても、「一年あればまた変われるよ」という安心のお守り的なことを得られた時間だったな、と思います。

― 一生のお守りですよね。めちゃめちゃ生命力を感じます。

生命力、増している感じがしますね。

― この放送を聴いて欲しい方へのメッセージをお願いします!

きっと今やっていることは絶対に無駄にならないし、これから先点と点が繋がって線になるし、違和感があるなら変えてもいいし、変えなくてもいい。いくらでもやりなおせるし、いくらでもスタートを切れる。そのハードルはそんなに高くない。それくらいみんな、動く可能性がある。

自分の可能性を信じられる方が増えると、すごくいい社会になるんじゃないかな、と思います。

― とても力強いメッセージをありがとうございました!

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